長浜市立速水小学校

１０月２９日（土）、３年ぶりに「たぶの木フェスタ」を開催することができました。「たぶの木フェスタ」は、各学年の音読発表会です。本校は、国語の力、言葉の力や表現力を養うため、「音読」に力を入れてきました。また、本校は、２００６年１２月２３日に、旧の速水小学校所在地から現在の地に移転しました。その折に、以前の地にあった「たぶの木」も移植しています。そのことを記念するとともに、お世話になっている地域の皆さんに子どもたちの様子を見ていただこうと、翌年の２００７年に、第１回「たぶの木フェスタ」を開催しました。以来１３年間、本校の特色ある教育活動として、地域に公開する学校行事として歴史を積み重ねて参りましたが、昨年度と一昨年度はコロナ禍で開催できず、今年は３年ぶりに開催の運びとなりました。１４回目です。ただ、感染症の状況があり、今年は保護者やご家族の皆さんのみの公開とさせていただきました。

また、本行事は、地域への公開行事ということで、本校の学校運営協議会の皆様とともに実施させていただいています。今年は、学校運営協議会の皆様には、準備から後片付けまで、また、受付や「湖北の詩」の斉唱時にも協力いただきました。

子どもたちの発表は、本当に心の奥にまで響く素晴らしいものでした。「たぶの木」のある中庭いっぱいに、マスクをしながらでも響き渡る声で、表現力豊かに、時には動作を入れて、時には楽器で引き締めながら、各学年にふさわしい詩や物語を披露してくれました。さらに、湖北町に歌い継がれる「湖北の詩」も全員で斉唱しました。練習時間はあまりなかったのですが、当日頑張って歌っている子どもたちの姿に、また心を打たれました。全員で歌うことができてとても良かったです。学校運営協議会の皆様には、最後まで、さまざまにご支援いただき、ありがとうございました。